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今日はファライモと弟のエティと一緒に畑まで行った。彼らはプランテーションって呼んでいたけど、それって大農園とかを指す
言葉だし、ちょっと違うだろって思った。畑といっても、平野にあるのではなく、山道をちょっと歩いた斜面にあって、
そんなに大きいものではなかった。一応どこが誰の畑か決まっているらしいけれど、境界はどうやって決まっているのか良く
分からなかった。畑に行く途中の道端に果物の実が成っていてそれを取って食べたりした。
畑に着くと、タムゥー(イモ類でタロイモと似たような味)は好きか?ってファライモに聞かれて、好きだよって答えると、
じゃあ取って帰ろうってことになり、もってきた大きなナイフ(というより青竜刀のようなもの)をスコップ代わりにして
掘り、取ってくれた。掘った穴にイモの葉っぱの部分を切り取って植えると、そこからまた芋がなるらしい。簡単でいいなあとか思った。
その後、サモアンココを飲むため、カカオの実を取ってくれた。そして、それらを持って帰るためにファライモが
ココナッツの葉でバックを編んだ。慣れた手つきでものすごい速さで編んでゆき、10分足らずでできあがった。すごいカッコイイね。
この技術があるから、行きはナイフ一本だけの身軽さでいられるんだね。このバックは別に惜しげもなく、家について乾燥させたら
焚き火と一緒に燃やしてしまった。わあもったいないとか思ったけど、
この自分の手で作り出したものを簡単に捨ててしまう、潔さってかっこいいなと思った。
ちょっとした手間さえかければ材料費はタダでいくらでも作れる物だからね。
しかし現代の若者がこういう伝統的な文化と技術をしっかり受け継いでいるのはすごいことだと思った。
実際に役立つものだしね。ほんとに感心しました。
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