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今日がこのLetui村で過ごす最後の日。明日の朝早くのバスでここを去るのだ。そして、ムーが一緒に空港まで見送りに 行きたいから、首都のアピアについて行くということで、OKした。実のところはムーもアピアで買い物とかしたいみたい。 おみやげ買うのもつきあうよってことで。ムーとファライモが一緒に来ることになった。

今日はお別れバーベキューをしてくれるそうで、昼頃から準備にとりかかってくれてた。ちなみに材料を買いにお店に行くのに ついていって、約4000円ちかく代金を払った。セイラにThank you very muchって言われて、you're welcomeって答えました。 俺に出来ることなんて、そのくらいしかないしね。そして夕方、チキンにつけるためのケチャップソースが無いってことで ファライモと、エティ一緒に買い物にまた出かける。残念ながら店に置いてなく、一番村はずれのもう1つのお店にいった。 けど、それでもなかった。けっこう時間かかちゃったし、もう帰ろうってことで帰る途中で、ビッグオレンジをあげるから もってけって村の人が言ってくれたので、1タラか2タラ程度払って、（別に払う必要は無かったみたいだけど、ファライモが 払おうって勧めたので）ビックオレンジを２，３個もらった。そして歩き出すと、鐘の音が聞こえて、夕方のお祈りの時間に なってしまった。サモアではだいたいどこの村でも夕方に家に帰ってお祈りをするのだ。だからこの鐘が聞こえたら、外をふらついては いけないのだ。ということですぐ近くにあった村の人の家にお邪魔させてもらって15分ぐらい休憩させてもらった。 そこで、もらったオレンジを食べようって事になって、ナイフで剥いてもらった。これ、オレンジじゃなくてピンクグレープフルーツ じゃんってことがここで分かった。どうりでオレンジにしてはでかいなって思った。ちなみに俺はすっぱいグレープフルーツ大好き なのでおいしくいただいた。ファライモやエティはあまりすっぱいのは好きじゃなかったみたい。

家に帰ると、もう鳥が焼けていて、すぐに夕飯をいただく。飼っていたニワトリも絞めてくれたみたいで、「サモアの100％ピュアチキン よ」ってムーがすすめてくれた。味がついていなくて、「焼くときに醤油とかつけて欲しかったなー」って思ったけど、 きれいに食べた。放し飼いのニワトリなんて素材としては抜群だろう。さらに輸入物の味のついたチキンと、ターキーテイル、 ソーセージもいただいた。お腹いっぱい食べる。

サモアでは最後の夕食の後に少しでもお金を渡すのが礼儀っていうことをムーに教えられ、また明日の出発のために お祈りと祝福を言いにムーのおじさんにも来てもらったので、ムーのおじいさんとおじさんの二人に5タラずつぐらい渡した。 彼らは英語がしゃべれないので、ムーに通訳してもらって、旅の無事を祈ってるよってことだったので「泊めてくれて本当にありがとう とっても楽しかったです」って答えた。

その後で散歩に行く。明日はアピアだからここほど星はきれいに見えないだろうなって思い、しっかりと見納めた。家に帰ったら セイラがTシャツを4枚縫い上げてくれていて、2枚は俺に、ほかの2枚は俺の2人の兄にってことでいただいた。 そのTシャツを着て、ファライモが遊びで作ったココナッツの葉で編んだ帽子をかぶって、セイラと写真をとった。