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もらったおみやげは、ネックレスとココナッツの実。ランチに食べろと言ってくれた。そうそう、 酋長さんの妹さんが昨日たずねてきて、話すと青年海外協力隊でボランティアにきている女の子を 妹さん家に下宿させてるらしい。会いには行かなかったけどね。今思えば会っといたほうがよかったかも。まあいいや。 ちなみに酋長の家といってもふつうの村人の家と大差なかった。伝統的なファレだしね。つまり壁は無い。これってほんとに すごいことだと思う。治安が良くないと壁無しの家なんかには住めないと思うし。

お世話になった家を出てから、お金が100タラを切った事に気づきアピアの銀行に向かうことにした。 バスにちょっとビビって乗れず、ひたすら歩いてたら、家族連れでレンタカーでの旅行者がとまってくれて、乗せてってくれた。 アピア近くで別れる。でそこから歩く。ちょっと暑いけど空気がいいし歩くのは気持ちいい。でも 昨日歩くときにはだしにサンダルで歩いてたからちょっと靴ずれしてしまったというまぬけぶり。バカですね。 ちょっと痛むけどまあOK。しばらくして疲れたので休憩。道端に落ちている石を拾い、もらったココナッツに向かって数回たたき つける。と、パカッと割れてくれて、中のジュースが飲めた。うーんワイルドだね。東京じゃこんなこと考えられないや。 甘すぎず、乾いたのどが潤う。 ココナッツの実を割った内側には白いゼリー状のものがくっついててそれが食べられると昨日教えてもらったので食べてみる。 甘さひかえめココナッツ味。まあまあおいしいです。で、半分ぐらいでお腹がふくれて捨てる。ちょっともったいないと思ったけど サモアじゃココナッツはいくらでもある物。これは全然ありでしょ。食べかけを持って歩くわけにもいかないし。 また歩き出して、アピアへ。400ドルを両替して、昨日の雨で地図が破れてしまったので観光案内所で10タラだしてまた買う。 で、そこでアピアの安いホテルを紹介してもらう。

ホテルは通りから一件分ぐらい奥にあって、きれいな芝生があった。これで一泊40タラは安いと思う。食事は朝食つき。 少しアピアの中心から離れているけどね。歩ける距離だし。 ここで生水を飲む実験をする。まあ薬も持っているし、いいだろうと思って。で、洗面所の水を飲んでみる。その後でちょっと お腹がゆるくなった感じ。でもひどい下痢とかにはならなかった。まあ大丈夫みたい。 夕食は「地球の歩き方」にあったお店で、シーフードバーガーと フィッシュアンドチップスとホットティーをたのんで15タラ。まあおいしかった。明日は国際空港も首都もないもうひとつの島 サバイイ島へ行こうかな。